張婉婷、羅啓鋭の次作

張婉婷(メイベル・チャン)と羅啓鋭(アレックス・ロー)は昨日(4月19日)香港大学で「港大歳月神偸」座談会に出席した。2人は学生たちに撮影の経験と心得を話した。羅啓鋭は何を話してもいいと笑い、少年時代の事を話したが、唯一すでに亡くなっている兄について語る時だけは我慢できずに涙を流した。
《歳月神偸》は評判もよく、一昨日夜には香港電影金像奨で4つの奨手にした。弟を演じた鍾紹圖(バズ・チョン)が受賞出来なかったことについて張婉婷は、鍾紹圖は舞台を降り席につくと泣いていたので、彼も兄もよかった、ただ審査の見方が違うだけだと慰めたと話した。
張婉婷と羅啓鋭に新しいプランを聞くと、張婉婷は、物語がドラマチックなので1930年代のラブストーリー、つまり成龍ジャッキー・チェン)の父母の物語を元に改編したものを撮りたいと話した。成龍の同意は得ているのかと問うと、「すでにドキュメンタリーを撮っており、同意している。脚本も書きあがっている」と話した。また成龍は父親役で出演するのかと問うと、成龍は劇中には出てこないし、息子の祖名では歳があわないと話した。


また羅啓鋭は100年前、1人の中国人女性がアメリカへ行った話で「華工血涙史」に似た物語を撮る予定。主演女優は多くの男の間をいったりきたりする。20歳から30歳の女優を捜しており、すでに心の中では決めていると話した。by 2010.4.20「文匯報」