《葉問3》に周杰倫!?

《葉問2》の興行成績がよいのをうけて、《葉問3》の撮影が取りざたされている。

・・・この映画の出資者である東方電影公司はこの機を逃さず《葉問3》の撮影を決めたようだ。《3》では歳をとった葉問と李小龍の師弟の情を描くため、甄子丹(ドニー・イェン)はふけメイクで臨み、李小龍役は周杰倫が演じる。監督の葉偉信(ウィルソン・イップ)が早くから彼に目をつけていたからだという。しかし《3》を撮影するにあたって最大の問題は、東方電影公司と《葉問》シリーズのプロデューサー黄百鳴(レイモンド・ウォン)が仲違いしていると言われている件だ。東方電影のオーナー鄭強輝は和解を望んでおり、自ら出向いてオリジナルスタッフに戻ってきて《3》を撮影してくれるように頼んでいるが、説得がうまくいかないときには、新たな監督を考えなければならないだろう。東方電影の羅小姐は「会社は《葉問3》を撮影したいと思っています。もちろんオリジナルスタッフで。しかし黄百鳴側と細かい打ち合わせをしてからでないと状況がどうなるのか分かりません。もし周杰倫と甄子丹になれば、パーフェクトな組み合わせだと思います」と語った。
しかし黄百鳴は《葉問3》の撮影に関しては態度を保留している。昨日電話で「僕の理想からいえば、今年や来年には撮影しない。こんなに多くの葉問映画があるのだから、観客が消化するのを待たなくては。もしぴったりの物語があれば、他の会社と合作するのはかまわない」と話した。・・・・by 2010.5.5「蘋果日報

東方電影といえば黄百鳴だったわけだが、黄百鳴はすでに会社を売ってしまっており、自らは別会社を作っている(id:hkcl:20091012)。黄百鳴×葉偉信×甄子丹というゴールデンコンビあっての《葉問》。監督が替われば別の映画になってしまうだろう。《3》の製作は微妙だ。