《李小龍傳》に李治廷か

黎明(レオン・ライ)が後押しする新人・李治廷(アーリフ・リー)は、歌のみならず演技にも優れ、「最佳新演員」受賞後、人気は急上昇、映画会社の目にとまり、カンフーの大スター李小龍ブルース・リー)を演じるようだ。


新人歌手・李治廷は、黎明の事務所Amusicに加盟後、黎明の後押しで歌と演技の両方へ進出している。昨年には新作《Frozen》(未公開)で、衛蘭(ジャニス)と文詠珊(ジャニス・マン)の「ダブルJ」と共演した。また海外でも評価された映画《歳月神偷》で金像奨最佳新演員を受賞、さらに今度は映画《李小龍傳》で少年時代の李小龍を演じるという。


今年は功夫の大スター李小龍生誕70年にあたる。本紙は、映画制作者・文雋(マンフレッド・ウォン)が映画《李小龍傳》を撮影するとの情報を入手した。映画は李小龍がまだ有名になる以前、少年時代の物語。文雋は《李小龍傳》を準備する以前から李治廷に注目しており、ベルリン國際映画祭の《歳月神偷》ポスターで李治廷を見て、彼の髪型、笑顔に少年時代の李小龍の雰囲気があり、李小龍を演じるにふさわしいと思ったという。
文雋のアレンジで、マネージャーの陳善之(ジョー・チャン)に付き添われ、李治廷は李小龍実弟・李振輝と面会、李振輝も李治廷には兄の雰囲気があると感じたようで、お互いすぐに合意したようだ。この映画には他に梁家輝(レオン・カーファイ)が出演し、李治廷の父親を演じると言われている。


李小龍傳》撮影について文雋に確認を求めると、現在準備中であることは認め、「数年前、北京のある映画会社が準備に着手し、現在は僕の手元に来ている。準備と書類申請中のため、現時点では公に出来ない」と話した。また主演男優が李治廷かという点については「人選の1人である。僕と彼のマネージャーの陳善之で話はした。しかしまだ決定ではないので多くは語れない」と話した。李治廷の事務所も確かに話しはしたが、詳細は話せないと語った。by 2010.5.5「東方日報」

俳優は確定情報ではないようだが、《李小龍傳》は撮るということで決定か・・。