周星馳、新会社で始動!

國際的スター周星馳チャウ・シンチー)は昨日、上場会社「帝通國際」の筆頭株主および社長として記者会見に出席、会社の事業計画を発表した。この会社は「比高」と名付けられ、映画とマルチメディア、知的財産権と商標、映画配給(および映画館)の3つを重点にしていく。さらに大陸の中影集団と合作でこれから5年で年平均2から4本の映画を作る。周星馳は、まず最初は7月に上映する《長江7號》アニメ版で、これは《アトム》より制作費は安いと話した。


商標については、映画《長江7號》から派生するさまざまな商品で、まずは7月に上映するアニメ版《長江7號》の上映と同時に関連商品を売り出していく。すでに多くのメーカーと連絡を取っており、玩具や本、衣類、飴などが作られる。またインターネットともコラボしていく予定だ。


映画製作については、アニメ、実写などさまざまなものを中国電影集団の製作会社と今後5年で10から20本の映画製作する。年平均2から4本になる。また帝通國際の出資比率は映画によって異なり30%から70%になる。


帝通の映画は主に大陸をターゲットにするため、資金は比較的低く、平均3000萬元を超えない程度で、映画製作資金には500萬から2000萬元になる。周星馳自身は映画製作で出演もしくは製作に加わるかについては、彼は自分は演じることにまだ興味は持っているが、製作についての興味がより大きくなっていると話した。


映画館(と配給)については、鄒文懷の娘である陳鄒重珩を帝通國際の董事に迎えており、周星馳は彼女が配給事業に役だってくれればいいと考えている。陳昌義は、大陸の大都市に映画館を造るには大きい資金が必要でさらにリターンは多くない。しかし第二、三級の都市なら利益率が高くなる。帝通の映画館は超豪華ではなく、1館の平均が1.5億元程度になる。まずは《長江7號》アニメ版による収益が先で、映画館は長期的な計画になる。
by 2010.5.28「明報」