劉徳華、葉徳嫻と映画でも親子

《獵鷹》の劉徳華と葉徳嫻。劉徳華アンディ・ラウ)と葉徳嫻(デニー・イップ)は実に仲がよい。葉徳嫻は劉徳華の年越しコンサートに20回ゲスト出演、さらに今年3月には劉徳華と一緒に許鞍華(アン・ホイ)の映画に出演する。この映画は老人性痴呆症になった母親を息子がどのように面倒を見ていくのかという心温まる物語で、許鞍華が以前撮り、蕭芳芳(ジェセフィーヌ・シャオ)が金像奨最優秀主演女優賞を獲得した《女人四十》に似ており、香港の老人たちと下の世代とのコミュニケーションの問題を考える映画でもある。


許鞍華はこの親子には葉徳嫻と劉徳華が相応しいと考え、脚本を見た劉徳華はこの作品を気に入り、自らの会社である天幕公司が出資すると申し出た。記者は昨日(1月15日)、許鞍華に確認を取ると、「契約で話すことはできない。劉徳華の会社に聞いて欲しい」と話した。記者が天幕のに確認を取ると、「この映画については、多くのことがまだ決まっていません。来週になって決まったらお話します」との回答だった。
劉徳華と葉徳嫻はテレビドラマ《獵鷹》で親子を演じたのがはじまりで、映画では《法外情》と《法内情》などで親子を演じている。またプライベートでも仲がよく、さらに観客とも縁がある。劉徳華は、年越コンサートでは、毎回葉徳嫻が登場すると観客の反応は熱烈で観客もこの親子を支持しているようだ。2011.1.16「蘋果日報