寶蓮燈 續集

《寶蓮燈 續集》
紫羅蓮、張活游、梅綺、林家聲、少新權 
呉回:監督 1957年 モノクロ 粤語


二郎神は、華山の仙女(紫羅蓮)らが憎くてたまらない。そこでかつて沈香が誤って殺してしまった男の父・秦太師をたき付け、劉彦昌(張活游)を陥れようと考える。
仙女が民衆に金品と子供たちを奪おうとしているという。たまたまそこを通りかかった劉彦昌を夫婦が共謀しているとして、秦太師が捕らえ、密かに殺害してしまとうと企てるが、そこに沈香が現れ、さらには仙女が「寶蓮燈」を持って二郎神を追い払った。母である仙女にしばらく人間界に止まるように頼む沈香の言葉にほだされ、仙女は寶蓮燈を霊芝に預け、一足先に華山に帰るようにいいつける。これを知った二郎神は、まんまと他者にばけて寶蓮燈を手にしたのだった・・・。


《寶蓮燈》のヒットによって作られた続編。第1集は神話の物語に基づいているが、これはまったくのオリジナルストーリー。お話に特に飛び抜けているところも特に面白いところもないが、2作目になると、こののんびりゆっくり進む物語になれてきたのか、たゆたうように鑑賞してしまう(笑)。
当時まだ、それほどの人気になっていなかった林家聲が見せ場を作っている。二郎神に付き従っている犬(かな)が、人間が入っているので妙に大きくて、出てくるたびに笑ってしまいそうになる。2011.4.9@香港電影資料館「人人為我,我為人人:中聯電影」


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