蔡李佛

《蔡李佛》
洪金寶(サモ・ハン)、元華(ユンワー)、洪天照(サミー・ハン)、小杉健(ケイン・コスギ)、黄嘉樂、王佳音、劉永健、杜宇航 
羅惠徳・黄明升:監督


「蔡李佛武館」の陳天來(洪金寶)は海外を回って、「蔡李佛武館」を立てて指導に回っている。イギリス留学中の息子・陳偉業(洪天照)はある日、父が尋ねてきたのがきっかけて、友人の武田少佐(ケイン・コスギ)を連れて中国に帰ってきた。友人の武田の祖父も武術家で、蔡李佛とは浅からぬ縁を感じていた。
そんなころ、「蔡李佛武館」にある投資企業が接触してきて、「蔡李佛武館」を買い取るという。抵抗示す師叔・陳天爵(元華)ら「蔡李佛武館」の人々に、陳天來のサインの入った書類を見せた。しかし譲らぬ「蔡李佛武館」の人々に投資企業は、ある条件を出した。この投資集団との試合で勝てば、「蔡李佛武館」の存続を認めるというものだった・・・・。


と、あらすじを書くだけで、すでにあまり面白くないのが分かってしまう。こんなマーシャルアーツな内容に、三角関係の恋愛を盛り込んで、焦点がぼけまくり。そしてその三角の頂点になる投資集団のやり手社員に扮する王佳音が、突然、社内でダンスをしていたりとサービスカットとも思えるシーンが挿入されていたりもする。あらら。
洪金寶の実の三男・洪天照(兄とよく似ている。声も)が、以外に可愛い顔しているのと、香港映画でケイン・コスギが見られるというのが見所なのかも・・・。
2011.4.9@新寶戲院


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