劉徳華、劉青雲ベネチアへ

劉青雲と郭藹明。劉徳華アンディ・ラウ)、劉青雲ラウ・チンワン)は一昨晩、前後して空港に現れ、第68回ベネチア映画祭出席のためイタリアへ向かった。劉青雲は妻の郭藹明(エイミー・クォック)を連れており、まずローマは行き、そこからベネチアへ。劉徳華は妻を伴っていなかったが、ファン数十人が空港で見送った。
一昨日の晩、劉徳華は11時半出発の飛行機に乗るはずだったが、空港への道路で事故があり、搭乗30分前に慌てて到着した。空港には数十人のファンがおり、劉徳華を見つけると、チョコレートやキャンディをプレゼントし、《桃姐》での主演男優賞受賞を願った。受賞についてどれくらいの自身があるかと問うと、「自信はある。受賞の機会があるといい」と話した。また、今年ベネチアでは自分の作品と劉青雲の《奪命金》の2本の中国語映画がノミネートされている。そのどちらかでも受賞できればいいと話した。しかしそれほど緊張はしておらず、今着ている服が「勝負服」だと笑った。映画祭では会場の問題で何本かの映画が短くカットされ上映されているが、劉徳華はこれは正常な状態ではないことだが、《桃姐》は2時間に満たない作品なので影響はそれほどないだろうと話した。今回ベネチア滞在は数日、映画祭のあとはすぐに香港に戻り仕事を再開する。
劉徳華の前には、お揃いの帽子を被った劉青雲と郭藹明夫婦が空港に現れた。劉青雲は今回はローマにも数日滞在すると話した。受賞の自信はと問うと、そのことは特に考えていないとし、落選しても嬉しく思うだろうと語った。妻の郭藹明に、レッドカーペットではセクシーな衣装で付きそうのかと問うと、「もしセクシーだったらそれは縫い合わせてしまうでしょね。夫は私がセクシーなのは駄目。まず彼の目を通してからでないと」と笑った。(略)
2011.9.6「文匯報」