林家聲、南紅、石堅、楊志卿 胡鵬：監督 1963年 モノクロ 難を逃れる途中ではぐれてしまった[金票]局一家が再び巡り会うまでを描く。石堅がいつ悪者に変身するんだろうとつい考えてしまった（笑）。北京語と広東語が入り乱れている。今回上映される作品の中…

嘉玲、謝賢、江雪、胡楓 楚原：監督 1960年 モノクロ 貧しく卑屈で何ごとにも消極的で自信のない画家・沈葉（謝賢）は、となりに住む姉妹（嘉玲、江雪）の姉・家碧（嘉玲）を密かに思っていた。家碧は、一度男に騙されていたが、かつての同級生で今は医者と…

謝賢、嘉玲、姜中平 秦剣：監督 1961年 モノクロ 俳優の謝賢似の謝聖（謝賢）は、ごく普通のサラリーマン。彼の憧れの人は女優の嘉玲。ある日、彼の会社の社長（姜中平）が雇ったのは嘉玲似の女性・慧玲（嘉玲）。猛烈にアタックするが、実は慧玲は社長の愛…

謝賢、嘉玲、姜中平 左几：監督 1961年 モノクロ 男がホテルの1室で殺された。男には子供はおらず、姪の慧仙（嘉玲）の夫・大偉（姜中平）が彼の工場を手伝っていたが、男は大偉を信用しておらず、知り合いの息子・文中（謝賢）が学校を卒業したので、彼に工…

謝賢、嘉玲、周驄、江雪 陳文：監督 1963年 モノクロ ウエディングドレスのデザイナー・夢湘（嘉玲）と建築家・天諾（謝賢）は結婚が決っていたが、天諾が乗った飛行機がシンガポールで事故を起こし、天諾は右足を失う。失意の天諾は、記憶喪失のふりをして…

黄又南（ウォン・ヤウナム）、黄婉伶（レース・ウォン） 黎妙雪（キャロル・ライ）：監督 2006.4.14@香港国際電影節（UA朗豪坊） ■□06年に見た映画一覧□■

周驄、謝賢、江雪 陳文：監督 1966年 モノクロ 孤児の卓豪（謝賢）と偉傑（周驄）は10年後、1人はやくざのボスになり、1人は警察所長の養父の元で大学生となって再会した。養父がヤクザに殺害されてから、偉傑は行方しれずに。3年の月日が流れ、偉傑の義理の…

出席：容世誠、舒琪、林錦波、何思頴 流行小説とラジオドラマと光藝の関係、用なし男の話し、中産階級の映画、電懋と光藝（さわり）など。 2006.4.14@香港電影資料館「光藝的都市風華」

謝賢、南紅、嘉玲、姜中平 秦剣・楚原：監督 1957年 モノクロ 岳鳴（謝賢）がシンガポールの学校にやってくる。「7年前ある事情があってシンガポールを離れ、教育からも遠ざかっていたが、これからは二度と学校を離れることはない」と生徒たちに向かって話す…

宮崎あおい、瑛太、西島秀俊、永作博美 石川寛：監督 17歳の2人はしっかり役を演じていると感じたのだが、34歳の2人は、ところどころに素が見えるようで、見ているこっちがちょっと恥ずかしくなってしまう（狙いなのかもしれないが）。 一昨日見た《太陽》は…

方力申（アレックス・フォン）、[登β]麗欣（ステファニー・タン）主演の映画《獨家試愛》は、上映18日で興行収入が600万香港ドルを超え、一昨日の晩、祝賀パーティーを開いた。同社の《至尊無頼》も少しずつ興行成績を伸ばしている。 初めて主役をつとめた方…

徐若瑄（ヴィヴィアン・スー）、頼登勤（Dancun） 李芸嬋（ロビン・リー）：監督 衣装、小道具などのデザインや色使いがかわいらしく、女の子が好きそうなものに溢れている。でも物語りは実はちっとも可愛くなくて、むしろ残酷でいじわる。もともと童話は残…

イッセー尾形、佐野史郎、桃井かおり アレクサンドル・ソクーロフ：監督 戦争終結を決めるまでの昭和天皇の心の中を描く。 天皇は謎な人物だ。食事の場面から始まるこの映画、天皇の日常生活に御前会議やマッカーサーとの会見などが挟まれて淡々と進んで行く…

4月5日午前1時過ぎ、廖啓智（リウ・カイチー）の5歳の息子が亡くなる。03年に白血病にかかり、今年1月には骨髄移植手術をし病状は安定していると思われていたが、肺炎で亡くなる。 4月7日、監督・谷徳昭（ビンセント・コック）の母が病気を苦に死を選んだ。 …

「現代萬歳 光藝的都市風華」 香港電影資料館：刊 HK$100 香港国際電影節での同名の特集上映に関連した書籍。 後半に、「光藝」の創業者のひとり何建業や、陳文、龍剛、譚嬣、胡美屏、嘉玲、南紅、謝賢へのインタビューが収録されている。作品リストもあり。

金像奨の当日、スター入場前に劉青雲（ラウ・チンワン）が赤ならぬ紫カーペットを使って映画撮影をしていたという記事があった。そういえば、劉青雲の新作映画の記事をどこかで読んだような気がすると思っていたら、自分で訳してた（笑）。撮影してたのはた…

陳寶珠、呂奇、馮寶寶、夏萍 何建業：監督 1968年 レストランを経営する母（夏萍）を手伝う姉・淑蘭（陳寶珠）、まだ遊びたいざかりの妹の淑芬（馮寶寶）がいる。ある日、客の1人が書類を忘れたので、淑蘭が会社に届けに行くと、その客の息子・子民（呂奇）…

出席：謝賢、嘉玲、南紅、周驄、少しだけ馮徳倫 光藝の社長のひとりだった何建業（今年1月に亡くなっている）の妻がシンガポールから駆け付け客席に。《英雄本色》リメイクに関係して馮徳倫も少しだけ登場。 当事、光藝の作品はモダンだったが、衣装、化粧、…

最佳電影（最優秀映画）：《黒社会》 最佳導演（最優秀監督）：杜琪峰（ジョニー・トー）《黒社会》 最佳編劇（最優秀脚本）：游乃海（ヤウ・ナイホイ）、葉天成（イップ・ティンセン）《黒社会》 最佳男主角（最優秀主演男優）：梁家輝（レオン・カーファイ…

明日は第25回金像奨の授賞式。予想（というより希望）をちょっと書いておこうと思う（主な賞のみ）。 最佳電影（最優秀映画） 昨年もっともヒットしたということで《頭文字D》に。 最佳導演（最優秀監督） 杜琪峰（ジョニー・トー）《黒社会》かなやっぱり。…

「第25屆香港電影金像奨頒奨典禮特刊」 香港電影金像奨協会董事局：編 HK$88 主演男優、女優、新人ノミネート者の取りおろし写真（すてきなアップ写真もあり）、25年回顧インタビュー集、歴代受賞者索引、歴代授賞式ハイライトVCD。附録折り込み：3月20日の…

徐楓、石雋 胡金銓（キン・フー）：監督 スクリーンで見るのは1991年の池袋以来だったので、ほとんどのシーンを忘れていた（笑）。覚えていたのは、やはり竹林と最後だけ（トホ）。 2006.4.5@香港国際電影節（科学館） ■□06年に見た映画一覧□■

呉彦祖（ダニエル・ウー）、尹子維（テレンス・イン）、連凱（アンドリュー・レン）、陳子聰（コンロイ・チャン）、李尚義（デヴィット・リー）、恭碩良（ジュン・コン）、張學友（ジャッキー・チョン）、楊千嬅（ミリアム・ヨン）、黄貫中（ポール・ウォン…

出席：杜琪峰（ジョニー・トー）、韋家輝（ワイ・ガーファイ）、劉青雲（ラウ・チンワン）、舒淇（シュウ・ケイ）、David Bordwell 杜琪峰が非常にクリアに映画作りを考えているのがよく分かった。さらに韋家輝に絶対の信頼をおいているのも。 2006.4.5@香港…

杜汶澤（チャップマン・トー）、梁洛施（イザベラ・リョン）、曾國祥（ディレク・ツァン）、黄秋生（アンソニー・ウォン）、余文樂（ショーン・ユー）、何超儀（ジョシー・ホー）、尹揚明（ヴィンセント・ワン） 彭浩翔（パン・ホーチョン）：監督 梁洛施を…

任達華（サイモン・ヤム）、古天樂（ルイス・クー）、林家棟（ラム・ガートン）、王天林（ウォン・ティンラム）、張家輝（ニック・チョン）、林雪（ラム・シュ）、張兆輝（チョン・シウファイ）、鄭浩南（マーク・チェン）、安志杰（アンディ・オン） 杜琪峰…

「號外」355号 杜琪峰特集＋香港国際電影節三十週年特刊ほか HK$35 ただでさえ重くて大きい「號外」、今月号には「映画祭の特刊」「adidasのポートフォリオ」「City Book Review」と3つも附録がついて、大きな手提げ袋入り。さらに袋がよれないように段ボー…

4月1日、2日、張國榮（レスリー・チャン）関連のイベントが香港のあちこちで開かれた。張國榮は好きな俳優の1人ではあるけれど、熱狂的なファンではないので、こういった催しにはほとんど行っていない。自分がそこに行くのに相応しいファンだとは思えないか…

方力申（アレックス・フォン）、鄧麗欣（ステフィー・タン）、呉佩慈（ペース・ウー）、唐寧（レイラ・トン）、侯莎莎、魏駿傑、譚俊彦、田啓文 葉念琛：監督 ペットショップを友人と経営する阿華（方力申）とカラオケ店につとめる阿寶（[登β]麗欣）は、お互…